ティマイオス

『ティマイオス』は古代ギリシアの哲学者プラトンの後期の著作である。

古くから「自然について」という副題が付いており、アトランティス伝説、世界の創造、リゾーマタ、医学などについて記されている。

自然を論じた書としてはプラトン唯一のもので、神話的な説話を多く含む。

後世へ大きな影響を与えた書である。

プラトンは、『ティマイオス』と未完の『クリティアス』、未筆の『ヘルモクラテス』を三部作として構想していたという。

政治体制を論じた『国家』の続編という設定で、対話が始まる。

冒頭にクリティアスという人物がアトランティス伝説について語る。

次いで、ティマイオスという人物が宇宙の創造、宇宙は無限か否か、四元素について、人間の身体についてなどを説いてゆく。

アトランティスの伝説については、『ティマイオス』の続編である『クリティアス』でさらに説明が続く。

創造者「デミウルゴス」について説明されている。

デミウルゴスのギリシア語の原義は工匠、建築家である。
update:2010年03月13日